
FreeCADで3Dプリント用の小物を寸法指定して設計する方法
3Dプリント用の小物を、狙った寸法で設計したい。幅や穴の位置はどう指定すればいいんだろう。
幅や穴の位置まで数値で決めるとなると、戸惑いますよね。
FreeCADで寸法を指定
無料のFreeCADで寸法を拘束して小物を立体化し、寸法と形状を確認して編集元とSTLを保存しましょう。
寸法拘束では幅や穴の位置を数値で決められるため、見た目だけで輪郭を合わせる手間を減らせます。編集元をFCStd形式で残せば、後から寸法を変更できます。
設計に使えるソフト
設計からSTLの書き出しまでFreeCADで進められます。寸法案を整理する補助手段として、紙と定規も使えます。
| ツール名 | 種類 | 対応OS | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| FreeCAD | 無料の3D CAD | Windows・macOS・Linux | 寸法指定、立体化、形状確認、STL書き出し |
| 紙・定規 | 筆記・製図道具 | 該当なし | 外形寸法や穴の位置の整理 |
- 導入時は、パソコンのOSとCPUに合う配布版を選んでください。
- 紙の図から直接STLは作れないため、立体データはCADで作成します。
- 手持ちの対応パソコンでFreeCADの設計・保存・書き出しができれば、新しいパソコンや3Dプリンターを購入せずにSTL作成まで進められます。
設計から保存まで
寸法を決めてから輪郭を作り、立体化した形を確認して保存します。大まかな流れは次の4段階です。
- 作りたい小物の外形寸法、厚み、穴の位置を整理し、使う単位をそろえます。
- スケッチで輪郭を描き、長さや位置を数値で指定します。形の関係を決める幾何拘束も設定し、意図した形を保てるようにします。
- 輪郭を押し出して厚みを付け、必要な穴やくぼみを作ります。FreeCADでは、押し出しにPad、切り込みにPocketを使えます。
- 寸法とソリッド形状を確認し、形状チェックで不具合を調べます。編集元をFCStdで保存してからメッシュへ変換し、曲面の粗さを確認してSTLを書き出します。
- 見た目だけで輪郭を整えず、長さと位置を拘束してください。拘束が不足すると、後の寸法変更で意図しない形に変わることがあります。
- 立体化した後も、外形寸法や穴の位置を確認しておきましょう。
- メッシュの精度は、曲面の滑らかさとファイルサイズに関わります。
- プリンターに合わせたG-codeの生成は、STL作成後の別作業です。
たとえば寸法変更
たとえば、由美さんが設計中の小さなプレートを、幅30mmから35mmへ変更する場面を考えます。保存した編集元を開いてスケッチの幅の寸法値を35mmに変え、穴の位置や立体の形に意図しない変化がないか確認します。
おすすめのパソコン
FreeCADを使うパソコンがまだなく、Macで設計したい場合は、私はMacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバーをおすすめします。Apple Silicon版FreeCADに対応するM5と、編集元やSTLを保存する512GBの保存領域を備えているので、小物の設計から保存までを一台で進める端末として選びます。紹介するのは日本語キーボードの標準構成で、購入前には使うFreeCADの対応OSを確認してください。
画面とキーボードが本体にそろい、形状を確認しながら寸法を入力できる点も便利です。手持ちのパソコンでFreeCADの設計・保存・書き出しができれば、買い足す必要はありません。MacBook Air(13インチ、M5)の公式技術仕様で、チップ・メモリ・保存容量の構成を確認してみてください。

寸法入力から始める
まずはパソコンのOSとCPUに合うFreeCADを用意し、作りたい小物の輪郭に長さや位置の寸法を入れてみましょう。パソコンがまだなくMacを検討する場合は、紹介した機種の商品ページで構成を確認し、FreeCADの対応OSと照らし合わせてください。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。




