
プリント基板用防湿コーティング剤 おすすめ
プリント基板用の防湿コーティング剤は、塗布方法や守りたい対象が製品ごとに違うため、どれを選べばよいか迷いますよね。
スプレー式に加えて刷毛付き容器やペン型もあり、塗り方の違いを見比べられます。
今回は、用途や塗布方法の異なる5商品を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 内容量(g) | 塗布方式 | 主な適用対象 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
ハヤコート Mark2 クリアー AY-302 | — | スプレータイプ | 狭いパターンのプリント基板 | 1,554円(2026-10-24時点) |
CB-548 硬い膜タイプ | 10g | 刷毛付き容器 | 電子基板 | 2,200円(2026-10-24時点) |
PCボードプロテクター Z-272 | 140g | スプレー式 | 実装プリント基板 | 1,618円(2026-10-24時点) |
CW3300G オーバーコートペン | 4.9g | ペン型 | 基板の配線パターン・部品、その他の繊細な電子機器 | 10,809円(2026-10-24時点) |
| HumiSeal 1B73 エアゾール | 300g | エアゾールスプレー | プリント回路基板アセンブリ | — |
ハヤコート Mark2 クリアー AY-302
プリント基板の狭いパターンで絶縁信頼性を高めたい人には、ハヤコート Mark2 クリアー AY-302がおすすめです。基板用の絶縁コーティングスプレーで、温泉地などの腐食性ガスがある環境や、沿岸部などの塩害から基板を守る用途にも使えます。塗布面積の目安は1.6m²で、2度塗り・膜厚10μmが条件です。

CB-548 硬い膜タイプ
基板に硬い膜を作り、物理的な異物接触によるトラブルへの備えを重視する人には、CB-548 硬い膜タイプがおすすめです。電子基板を水・埃・ガスなどによる故障から守る用途にも使えます。10g入りの容器には刷毛が付いており、塗布用の刷毛を別途用意する必要はありません。透明な薄膜で基板を覆うタイプで、塗布後の乾燥時間は室温で1時間~数時間です。

PCボードプロテクター Z-272
完成したプリント基板の吸湿やハンダの腐食を防ぐ絶縁皮膜をスプレーで形成したい人には、PCボードプロテクター Z-272がおすすめです。湿気や塩害から基板を守り、皮膜は数分で硬化します。
使用場所は屋外または換気の良い場所に限られ、可燃性のため火気や着火源から離れた環境が必要です。保護手袋・保護衣・保護眼鏡・保護面の着用が必要です。また、塗布時の周囲湿度が高いと、塗膜が白濁することがあります。

CW3300G オーバーコートペン
導電ペンで描いた配線や基板の配線パターン・部品を絶縁・保護したい人には、CW3300G オーバーコートペンがおすすめです。ペン型のアクリル系コーティング剤で、湿気や摩耗による損傷から保護します。塗布色はグリーンです。
プリント基板の製造に使われる材料には一般に適合しますが、個々の基材との適合性は、使用前に重要でない部分で確認する必要があります。室温では5~10分で乾燥します。

HumiSeal 1B73 エアゾール
完成したプリント回路基板を湿気や粉塵、汚染から守りたい人には、HumiSeal 1B73 エアゾールがおすすめです。一液性のアクリル系コーティングで、UVトレーサーはブラックライト下での検査を補助します。
乾燥時間は30分で、推奨硬化条件は室温なら24時間、または76°Cなら2時間です。周囲の湿度が高い状態で塗布すると、膜が白く曇る場合があります。
使用できるのは換気の良い場所に限られます。溶剤は引火性で、裸火や火花のある場所では使用できず、皮膚や目への接触も避ける必要があります。
用途に合わせて選ぶなら
- 狭いパターンの絶縁信頼性を高めたい人
- 屋外または換気の良い場所で、塩害から基板を守りたい人
- 基板への物理的な異物接触によるトラブルに備えたい人
- 導電ペンで描いた配線を絶縁・保護したい人
- 換気の良い場所で、完成した基板をスプレーで保護したい人
CB-548は膜の完成後もリペア可能
硬い膜タイプを選ぶと、膜が完成した後に基板を修理できるかも気になるところです。CB-548は、膜の完成後でも、はんだごてなどによるリペアが可能とされています。物理的な異物接触への備えに加え、コーティング後の修理性も購入判断に加えられます。
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