
白黒フィルム用停止液 おすすめ
白黒フィルム用の停止液は、希釈の手間や作業液の量を考えると、どれが自分の現像に合うのか迷いますよね。
希釈条件や停止時間、1製品分から作れる作業液量を見ておくと、現像作業に必要な準備量を考えやすくなります。
今回は、白黒フィルム用の停止液4商品を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 対応する対象媒体 | 使用時の希釈条件 | 停止時間 | 作業液量(商品1点あたり・L) | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|
Ilford Ilfostop 500ml | 白黒フィルム・暗室用紙(現像後) | 1+19 | 20°Cで10秒 | 10 L(500 ml濃縮液から) | 12,298円(2026-10-24時点) |
| FOMA FOMACITRO 250 ml | あらゆる種類の白黒ネガフィルム・印画紙 | 水で1+19 | 20°Cで10~20秒(フィルム・RC紙) | — | — |
| ADOX ADOSTOP ECO Powder | フィルム・印画紙 | 作業液は追加希釈しない | — | 1 L(1袋から) | — |
| Tetenal Indicet 250 ml | 白黒フィルム・白黒印画紙 | 1+19 | トレイ・タンクで10~30秒推奨、最大60秒 | 5 L(250 ml濃縮液から) | — |
Ilford Ilfostop 500ml
白黒フィルムや暗室用紙の現像後に、現像の進行を止める液を使いたい人には、Ilford Ilfostop 500mlがおすすめです。現像後の白黒フィルムと暗室用紙はすべて本品ですすぐことが推奨されていて、特に印画紙の皿・トレイ処理やフィルムの深タンク処理におすすめです。
低臭の液体濃縮液で、クエン酸の停止液です。希釈率は1+19で、500mlから使用濃度の液を10L作れます。定着液の寿命を延ばす特長もあります。
使用温度範囲は18〜24°C(64〜75°F)で、20°C(68°F)での処理時間は10秒です。機械処理での使用は推奨されていません。

FOMA FOMACITRO 250 ml
白黒フィルムや印画紙を手現像する人には、FOMA FOMACITRO 250 mlがおすすめです。あらゆる種類の白黒ネガフィルムと印画紙に向いていて、現像過程をすぐに止め、定着液の寿命も延ばします。
液体濃縮液は250 ml入りのPEボトルで、水での希釈率は1+19です。クエン酸ベースの無臭ストップバスで、使用液は消耗すると黄橙色から青緑色へ変わります。
20°Cでの停止時間は、フィルムとRCベース印画紙で10〜20秒です。停止液と前浴の現像液の温度差は、許容範囲の5°C以内です。
ADOX ADOSTOP ECO Powder
白黒フィルムや印画紙の現像に使う粉末タイプの停止液を選びたい人には、ADOX ADOSTOP ECO Powderがおすすめです。現像液と定着液の間に使う停止液で、繊維紙の処理では停止浴が必須です。
本品1袋から1,000 mlの作業液を作れますが、作業液はそれ以上希釈しない条件です。作業液1 Lあたり3 m²を超える処理能力があり、作業液の推奨期間は1〜2週間です。
クエン酸ベースで、無臭のストップバスです。使用液は消耗すると、黄色から紫色へ変わります。
Tetenal Indicet 250 ml
使用液の消耗を色で確認できる停止液を選びたい人には、Tetenal Indicet 250 mlがおすすめです。無臭で、白黒フィルムや白黒印画紙をトレイや現像タンクで処理する場合に使えます。消耗すると、インジケーターの色が黄色から紫色へ変わります。
中性定着浴を使う場合、現像液と定着液の間には停止浴が必須です。
135-36フィルムを処理する場合、作業液1 Lあたり最大15本という容量も購入量の判断材料になります。
用途に合わせた選び方
- 印画紙を皿・トレイ処理する人、またはフィルムを深タンク処理する人
- 白黒フィルムや印画紙を手現像する人
- 使用液の消耗を色の変化で確認したい人
- 粉末タイプを選びたい人
- 白黒フィルムや印画紙をトレイ・現像タンクで処理する人
- 中性定着浴を使う場合
Indicetは印画紙の種類で処理容量が異なる
Tetenal Indicet 250 mlは、印画紙のベースによって作業液1Lあたりの最大処理面積が異なります。使う紙の種類に合わせて、用意する作業液量を考える際の目安になります。
| 印画紙の種類 | 作業液1Lあたりの処理面積 | 18×24cm用紙の枚数相当 |
|---|---|---|
| 白黒RC/PE紙 | 最大3m² | 23枚相当 |
| 白黒バライタ紙 | 最大1.5m² | 12枚相当 |



