
ESD基板ホルダー
作業中に基板を固定する方式と、溝やスロットで保持する方式のどちらが合うか、迷いますよね。
クランプで基板の角度を変えながら作業するタイプと、溝やスロットで基板を分けて保持・保管するタイプがあります。作業時の向き調整を重視するか、溝・スロットや設置先の条件を重視するかで、確認する仕様が変わります。
今回は、クランプ式と溝・スロット式のESD基板ホルダー4商品をまとめます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 基板の保持方式 | クランプ数 | 溝数 | スロット数 | ESD情報 | 参考価格(取得日) |
|---|---|---|---|---|---|---|
SainSmart 磁気式調節式基板ホルダー | 回転クランプ | 2 | — | 5 | ESDセーフ(商品タイトル記載) | 4,999円(2026-11-04) |
| HOZAN ESD基板ホルダー(10枚入) | 溝 | — | 25 | — | Rp-p≦1×10¹⁰Ω | — |
| Weller ESF120 Antistatic PCB board holder | スプリングクランプ | — | — | — | ESD Safe:Yes | — |
| RS PRO 基板ホルダ 14 mm 353mm 254 mm | スロット | — | — | 13×19 | EN 61340-5-1の要求限度に適合 | — |
SainSmart 磁気式調節式基板ホルダー
はんだ付け中に基板の角度を変えながら固定したい方には、SainSmartの磁気式調節式基板ホルダーがおすすめです。360°回転するクランプを2つ備え、作業に応じて角度を調整できます。対応する基板は幅最大150mm、厚さ4mmです。
鉄製プラットフォーム上の任意の位置に置けますが、商品は磁気ホルダーのみで、スチールベースは「Magnetic Helping Hands Soldering Station」のものです。強い磁力で塗装が剥がれる恐れもあるため、設置面の塗装への影響も購入前に考えておきたいところです。

HOZAN ESD基板ホルダー(10枚入)
基板を溝ごとに仕分けて保管したい方には、HOZANのESD基板ホルダーがおすすめです。ホルダーは10枚入りで、溝数は25、溝幅は3.2mm、溝深さは7mm、溝ピッチは14mmです。ESD管理値はRp-p≦1×10¹⁰Ωで、耐熱温度は85℃です。静電気管理値や保管時の温度条件を重視する方は、この仕様を選ぶ際の目安にできます。
Weller ESF120 Antistatic PCB board holder
基板を固定したまま向きを変えて作業したい方には、Weller ESF120がおすすめです。スプリングクランプ付きで、基板を360°回転させ、15°刻みで位置を調整できます。対応する基板の最大サイズは160×235mmで、ESD Safeは「Yes」です。部品固定用のクッション付きアームも備えています。
RS PRO 基板ホルダ 14 mm 353mm 254 mm
スロットで基板を保持して整理したい方には、RS PROの基板ホルダがおすすめです。スロット幅は1.9mmで、スロット数は13×19です。導電性PCBホルダーとしてEN 61340-5-1の要求限度に適合しており、自立型ラックとしても使えます。多くのメーカーの400×300mm形式のPCBコンテナ内でも使えます。導電性スペーサー4個のセットを使うと、ホルダーを75mm間隔で積み重ねられます。高さ最大150mmの基板は、スペーサー2個を連結した構成で扱えます。
用途に合わせた選び方
- 基板の角度を変えながら作業したい人
- 基板を溝やスロットで分けて保管したい人
- 鉄製プラットフォーム上で使える場合
- 多くのメーカーの400×300mm形式のPCBコンテナ内で使う場合




