
リチウムイオン電池の本おすすめ4選|入門・設計・材料で選ぶ
入門から専門まで棚に並ぶと、どれから読めばよいか迷いますよね。
欲しい本の種類は、入門と設計と材料に分かれます。
専門書と入門書が混ざるので、役割の違う本が隣に並ぶことがあります。
買うときに迷う点を、条件からたどれる形でまとめてみました。
おすすめ早見表
条件に合う本を、先に見つけるためです。
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| 電池未経験で、価格を抑えて用語と全体像から入る | 電気書院 がってん入門 |
| 化学や電気の基礎はあるが、リチウムイオン電池自体は初めて | 電気書院 がってん入門 |
| セルやパックの設計に就いたばかり | 科学情報出版 設計入門 |
| 厚い設計書の前に、設計の入口が欲しい | 科学情報出版 設計入門 |
| 正極・負極、製造、評価が主目的 | 設計技術シリーズ 材料技術 |
| 今の電池と全固体の材料を同じ本で見る | 設計技術シリーズ 材料技術 |
| 入門のあと、材料から応用まで辞書のように引く | 日刊工業新聞社 二次電池大全 |
| 一分野に寄せず、広く押さえる一冊が欲しい | 日刊工業新聞社 二次電池大全 |
電気書院 がってん入門
価格を抑えたい未経験の人には、電気書院の入門書がおすすめです。
電気書院の入門書は、電池そのものを先につかめる本です。
二次電池全般の図解や回路の本へ当てる本ではないんです。
設計の手順や材料の評価までは担わず、詳細欄は薄いことがあります。

科学情報出版 設計入門
セルやパックにこれから触れる人には、厚い設計書の前の一冊がおすすめです。
書名どおり設計の入口で、超入門とも材料書とも違います。
車載特化の設計法や電池管理を、この入口の本で担う本ではないんです。
回路設計の紙本は欠品で、材料の評価や広い参照は主目的ではありません。

設計技術シリーズ 材料技術
正極と負極から製造と評価まで追う人には、この材料の本がおすすめです。
材料と評価までを書名に示し、全固体の材料も含みます。
電極の物理化学や材料と応用の改訂版は、目的がこの本から外れるんです。
全固体だけの入門とも、超入門や回路入門とも違い、詳細欄は薄いです。

日刊工業新聞社 二次電池大全
入門後に材料から応用まで引きたい人には、日刊工業新聞社の大全がおすすめです。
材料から応用までを一冊にまとめ、一分野に寄せない参照用です。
最初の一冊としては重く、安全や評価だけが目的ならこの大全の役割ではないんです。
図解の超入門でも設計の入口でもなく、詳細欄は薄いことがあります。

4冊の仕様比較
本命4冊の役割の差を、横に見るためです。
| 比較項目 | 電気書院 がってん入門 | 科学情報出版 設計入門 | 設計技術シリーズ 材料技術 | 日刊工業新聞社 二次電池大全 |
|---|---|---|---|---|
| 役割 | 入門 | 設計入口 | 材料・評価 | 横断参照 |
| 出版社 | 電気書院 | 科学情報出版 | 設計技術系 | 日刊工業新聞社 |
| 価格の位置 | 抑えめ | 中程度 | やや高め | 高め |
| 全固体の扱い | なし | 主でない | 扱う | 一部 |
| 回路・設計の比重 | ほぼなし | 入口 | 材料側 | 横断 |
電子版でよいか
短い電子版の実務メモで足りる場合は、本記事の対象外です。
条件別の購入結論
早見表で役割を付けてから、各冊の境界を読むと迷いが残りにくい。
- 入口の低さを取る場合は、電気書院 がってん入門がおすすめ
- 設計の入口を取る場合は、科学情報出版 設計入門がおすすめ
- 材料と評価を取る場合は、設計技術シリーズ 材料技術がおすすめ
- 横断して引く場合は、日刊工業新聞社 二次電池大全がおすすめ
- 実験や分解は購入とは別に、法令と安全の手順に従う

