
走る電車を流し撮りする方法とシャッター速度・追い方の基本
走る電車を、スピード感のある写真に残したい。車両までぶれずに写せるだろうか。
車両の形を残しながら走行感を出すのは、難しく感じますよね。
電車を追って背景を流す
シャッター速度を1/60秒程度から試し、車両に合わせて撮影後までカメラを動かし続ける流し撮りを練習しましょう。車両の形を残しながら、背景の流れで走行感を表現する方法です。
シャッターが開いている間に車両と同じ方向へカメラを動かすと、画面内での車両の位置の変化を抑えながら、背景を流して写せます。シャッター速度を遅くするだけでは車両までぶれやすいため、ピント合わせと、車両を滑らかに追う動作を組み合わせることが大切です。
使える機器と撮影機能
使える機能は機器によって異なるため、まずは次の手段から選びましょう。
| 手段 | 種類 | 主な役割 | 利用条件 |
|---|---|---|---|
| シャッター優先AE(Tv) | カメラの撮影モード | シャッター速度を指定し、背景の流れを調整する | シャッター優先に対応するカメラで使う |
| 流し撮りモード | カメラの撮影モード | 流し効果に応じてシャッター速度を調整する | 搭載機種で使い、補助機能のレンズ対応も確認する |
| シャッター速度を指定できる撮影アプリ | スマートフォン用アプリ | シャッター速度を指定して撮影する | 端末とアプリの組み合わせで必要な操作ができることを確認する |
- 速度を自分で調整しながら練習するには、シャッター優先AEを使いましょう。速度を変えたときの車両のぶれと背景の流れを比べられます。
- 流し撮りモードがある機器では、その機能も使えます。ただし、被写体のぶれを抑える補助はレンズの対応によって異なり、すべての組み合わせで同じように働くわけではありません。
- スマートフォンでも、必要な操作ができ、試写結果に満足できれば、その機器で始められます。手持ちの機器で操作と画角を確保できる場合は、追加購入は不要です。
流し撮りの流れ
設定だけで仕上げようとせず、撮影と見直しを繰り返して調整しましょう。基本の流れは次の4つです。
- 線路内や私有地に入らず、通行を妨げずにカメラを動かせる場所を選んでください。撮影位置から、車両をどの範囲まで写すか決めましょう。
- シャッター優先で1/60秒程度を目安に設定してみてください。対応機種の流し撮りモードを使う場合は、流し効果を調整しておきましょう。
- 車両のピントを合わせたい部分を決め、その部分を追いながらカメラを進行方向へ滑らかに動かしてみてください。動きを止めずに撮影し、シャッターを切った後も追い続けましょう。
- 撮影した写真で車両のぶれと背景の流れを確認し、追う動きやシャッター速度を調整して撮り直してみてください。
- 1/60秒は開始の目安です。車両の速さや撮影位置によって写り方は変わるため、同じ設定で必ず仕上がるわけではありません。
- 車両がぶれるときは、追う速さが合っているか、撮影の瞬間に動きを止めていないかを見直しましょう。シャッター速度を少し速める調整も使えます。
- 背景の流れが弱いときは、車両を追う動きを保ちながら、シャッター速度を少し遅くして試しましょう。車両の形が分かるかも併せて確認してください。
- 写真の明るさも確認しましょう。明るすぎたり暗すぎたりする場合は、使用機器の露出表示を確認して設定を調整してみてください。
たとえば試写の見直し
たとえば、佐藤さんが1/60秒で試し撮りし、背景は流れたものの車両までぶれていた場面を考えます。次の撮影では車両の前部を目印に追い、シャッターを切る瞬間にカメラを止めず、撮影後まで動かし続けます。写真を見比べて車両のぶれが残る場合は、シャッター速度を少し速めて再度試します。
カメラがない場合のおすすめ
流し撮りに使える機器がまだない場合、私はCanon EOS R50 ブラック ダブルズームキット(EOSR50BK-WZK、本体+RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM+RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM)をおすすめします。流し撮りモードでは背景の流し効果に応じてシャッター速度が調整されるため、車両を追う動作と組み合わせて練習する際に使いやすいと思います。被写体のぶれを抑える補助はレンズの対応によって異なる点に注意し、購入時には発送予定も確認してください。
同梱の標準・望遠ズームを使い分けて、車両を写す範囲を調整できる点も便利です。手持ちの機器で必要な操作と画角を確保できる場合は、買い足す必要はありません。Canon EOS R50 ブラック ダブルズームキットの公式商品ページで、本体と同梱レンズの構成を確認してみてください。

まずは試し撮りから
安全に撮影できる場所で、1/60秒程度から流し撮りを試し、車両のぶれと背景の流れを見比べましょう。必要な操作ができる機器がまだない場合は、紹介したカメラの商品ページで、撮影位置に合う画角を確保できるかを確認し、キットの構成・発送予定も確かめてみてください。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。






