
ゲーム実況の配信でマイクの声とゲーム音のバランスを調整するやり方
ゲームの音は聞こえるのに、自分の声だけが埋もれてしまう。
声がゲーム音に埋もれると、話している内容まで届きにくくなります。
声とゲーム音の分け方
配信ソフトでマイクの声とゲーム音を別々に取り込み、声が通る位置までゲーム音を下げましょう。
声とゲーム音が一つの音量にまとまっていると、片方を下げたつもりでも両方いっしょに下がります。配信ソフトで別の入力にしておけば、ゲーム側だけを動かして声の通りを残せます。
使える配信ソフト
声とゲーム音を別々に扱える定番は、次の3つです。ボタンの位置はソフトごとに違うので、ここでは役割だけを並べます。
| ソフト名 | 種類 | 対応OS | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| OBS Studio | 無料 | Windows、macOS、Linux | マイクとデスクトップ音声を別ソースにする |
| Streamlabs Desktop | 無料版あり | Windows | 配信画面と音声ミキサーをまとめて使う |
| XSplit Broadcaster | 有料プランあり | Windows | シーンと音声を分けて配信する |
- 初めて分けるなら、無料でマイクとデスクトップ音声を別ソースにできるOBS Studioから始めると分かりやすいです。
- 画面の配置と音声を同じ画面でまとめたい場合は、Streamlabs Desktopでも声とゲーム音を分けられます。
- すでにXSplit Broadcasterで配信している場合は、買い替えず、そのミキサーでマイクとゲーム音を別々に下げてください。
パソコンがない場合のおすすめ
これらのソフトでゲームを動かしながら声とゲーム音を分ける場合、パソコンがまだないなら、そのゲームの要件に合うWindows機を用意してください。個人的にはLenovo LOQ Essential 15IRX11 83SC0085JPがおすすめです。メーカー資料ではCore i7-13650HXと、ビデオメモリ8GB・65WのRTX 5060 Laptopを載せた機種なので、ゲームと配信ソフトを同じWindows機で動かす候補にしています。
国内向けの83SC0085JPは15.6型フルHD・144Hz、メモリ16GB、日本語のWindows 11 Homeなので、ゲーム画面を見ながら配信ソフトを開く作業に合わせやすい構成です。ゲームごとの推奨メモリやGPUを下回る場合、軽い閲覧だけで足りる場合、Mac専用アプリが必須の場合は向きません。同梱は日本語Windows 11 Homeの本体とACアダプターで、Microsoft 365は試用版なので、継続して使う場合のライセンスと、ゲームや配信ソフトは別に確認してください。CPUと画面の数値はLenovo公式のLOQ Essential 15IRX11データシートで確かめられます。

音量調整の流れ
使うソフトが違っても、音量の合わせ方は次の4段階で足ります。操作画面の細部はソフトごとに違うので、共通する流れだけを置きます。
- マイクの声と、ゲームやデスクトップから出る音を、別の入力として取り込みます。
- 声だけを聞き、音が割れる手前までマイクを上げます。
- ゲーム音を、声の内容が聞き取れるところまで下げます。
- 短いテスト録画を再生し、声が埋もれる場面だけゲーム音をさらに下げます。
- 効果音は場面で大きく変わるので、静かな場面ではなく、音が大きい場面で最初のバランスを合わせます。
- Windowsやゲーム本体のマスター音量だけを動かすと、声までいっしょに変わることがあります。動かすのは配信ソフト側のゲーム音です。
- ヘッドホンで自分の配信音を聞くと、スピーカーから漏れたゲーム音がマイクに混ざるのを減らせます。
- タイトルを変えたら、声はそのままにしてゲーム音だけを見直します。
声が埋もれる例
たとえば、配信を始めたばかりの佐藤さんが、会話は聞こえるのに爆発の音で自分の名前が消えてしまう場面に当てはめると、まずマイクとゲーム音を別の入力にします。声が割れない手前までマイクを上げ、音が大きい場面でゲーム音だけを下げ、短いテスト録画で名前が聞き取れるかを自分で確認します。
マイクがない場合のおすすめ
声とゲーム音を分ける手順は上のとおりですが、マイクも声の通りを左右するので、まだ持っていない場合はHyperX SoloCast 2 ブラック(型番AR0A0AA)がおすすめです。正面の声を拾うカーディオイドのコンデンサーUSBマイクなので、配信ソフトのマイク入力へ声を分けて取り込めます。
内蔵のショックマウント、ポップフィルター、傾きを変えられる台座が付くので、別のスタンドを足さずに机へ置いて声を入れられます。内蔵の防振でも机の振動や部屋の反響が消えるとは限らないので、口元との距離と台座の位置は自分で確認してください。AR0A0AAの構成にはマイク本体と内蔵台座に加え、USB-C to USB-Aケーブルが付きます。指向性と付属の台座はHyperX公式のSoloCast 2製品ページで確かめられます。

テスト録画から始める
OBS Studioなど、使う配信ソフトを入れて、マイクとゲーム音を別々に取り込んだ短いテスト録画を再生してみてください。パソコンやマイクがまだ手元にない場合は、紹介したLenovo LOQ Essential 15IRX11 83SC0085JPとHyperX SoloCast 2 ブラックの商品ページで、ゲームの要件と接続を確認してみてください。
関連記事
- Blackmagic ATEM Mini Extreme ISO G2は買い?旧モデルとの違いとおすすめ用途

- スポーツ配信にRoland P-20HDはおすすめ?リプレイ機能と他機材との違い

- Roland VR-400UHDはどんな人向け?4K配信・SDI・録画の違いを比較

- AJA U-TAP SDIはどれを選ぶ?Magewell・AVMATRIXと比較

- Roland V-8HDとV-80HDの違い|SDI・直接配信・入出力で比較

- Roland V-1-4Kの4K配信構成|5入力・USB出力・PTZ制御

- ライブ配信 スイッチング 本 おすすめ2選

- ATEM Constellation 8Kの価格と仕様|40入力・8K時10入力・MADI

- 地域イベント配信にRoland VR-6HDはおすすめ?用途別に4機種を比較

- 配信用ビデオキャプチャーおすすめ5選|入出力・解像度・パススルーで比較









