
CAN通信モジュールのおすすめ11選
CAN通信モジュールは、使う機器や必要な通信速度が商品ごとに異なるので、どれを選ぶか迷いますよね。
通信速度の上限や設定範囲を見比べると、用途に合う候補を絞りやすくなります。
今回は、CAN通信モジュール11商品を早見表で紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | CAN通信速度 | 参考価格 |
|---|---|---|
KKHMF MCP2515 CANバスモジュール | 1 Mb/s | 999円(2026-11-05時点) |
InnoMaker USB CANコンバーター | 20 Kbps~1 Mbps(プログラム設定可能) | 4,350円(2026-11-05時点) |
ZEPFJHE SN65HVD230 CANモジュール | 最大1 Mbps(SN65HVD230) | 689円(2026-11-05時点) |
Youmile MCP2551 CAN通信モジュール | 1 Mb/s動作をサポート(MCP2551) | 1,429円(2026-11-05時点) |
Hailege MCP2515 CANバスモジュール | 1 Mb/s | 890円(2026-11-05時点) |
Moechando TJA1050 CANモジュール | 60 kbaud~1 Mbaud(TJA1050の主な想定用途) | 590円(2026-11-05時点) |
ljhnba SN65HVD230 CANモジュール | 最大1 Mbps(SN65HVD230) | 562円(2026-11-05時点) |
KKHMF SN65HVD230 CANモジュール | 最大1 Mbps(SN65HVD230) | 269円(2026-11-05時点) |
| Seeed Studio I2C CAN-BUS Module | 最大1 Mb/s | — |
| M5Stack Module COMMU | — | — |
| M5Stack CANBus Unit | 5 Kbps未満で通信距離10 kmに達する場合あり/通信距離40 m未満で最大1 Mbps | — |
KKHMF MCP2515 CANバスモジュール
ArduinoやAVR、MCU、ARMでCAN V2.0B通信を扱いたい方には、KKHMF MCP2515 CANバスモジュールがおすすめです。同じモジュールが3個入っているので、複数の機器でCAN通信を扱う構成を考えている方にも使いやすい内容です。通信速度は1Mb/sで、データフィールドは0~8バイトです。120オームの終端抵抗も備えています。

InnoMaker USB CANコンバーター
Raspberry Pi Zero、Zero W、2B、3B、3B+でUSB経由のCAN通信を使いたい方には、InnoMaker USB CANコンバーターがおすすめです。CAN bus 2.0Aと2.0Bに対応しており、ホットプラグ可能なUSB機器です。外部電源も不要です。CANボーレートは20Kbps~1Mbpsの範囲で設定できます。Raspberry PiでDebian 9を使う場合、2018-06-27-raspbian-stretch.img以降のイメージは検証済みで、ソフトウェアドライバーは不要です。他のシステムでは、問題が起きた場合にカーネルドライバーの再設定が必要です。

ZEPFJHE SN65HVD230 CANモジュール
3.3 V系のマイコンでISO 11898-2準拠のCAN通信を組み込みたい方には、ZEPFJHE SN65HVD230 CANモジュールがおすすめです。搭載チップは最大1 Mbpsのデータレート向けで、CANコントローラーを備えたTI製3.3 Vプロセッサーや、同等のプロトコルコントローラーとの使用を想定しています。
バス上では最大120ノードに対応しますが、実用上の最大ノード数はこれより少なくなる場合があります。

Youmile MCP2551 CAN通信モジュール
12Vまたは24Vシステムで使うCAN通信モジュールをお探しの方には、MCP2551搭載のYoumileモジュールがおすすめです。5個入りで、デュポンケーブルも付属します。
MCP2551は1 Mb/sでの動作をサポートし、12Vおよび24Vシステムに適するとされています。バス上のノード数は最大112とされています。ただし、この条件は差動入力抵抗が最低20 kΩ、終端抵抗の公称値が120Ωの場合です。

Hailege MCP2515 CANバスモジュール
ArduinoやAVRでSPI経由のCAN通信を扱いたい方には、Hailege MCP2515 CANバスモジュールがおすすめです。MCP2515コントローラーとTJA1050トランシーバーを搭載しており、CAN V2.0B仕様に対応し、通信速度は1Mb/sです。
モジュールの電源は5V DCです。TJA1050の入力レベルは3.3Vおよび5Vの機器と互換性がありますが、モジュールの電源電圧とは別の仕様です。

Moechando TJA1050 CANモジュール
TJA1050を使ったCANモジュールをお探しの方には、Moechandoの本品がおすすめです。TJA1050はCANコントローラーと物理バスの間をつなぐトランシーバーで、ISO 11898規格に適合しています。
本品の動作電圧は4.75〜5Vで、ピンヘッダは付属しません。2.54mmピッチのスルーホールを備えた基板なので、ピンヘッダを別途用意するかどうかは購入前に確認したい点です。

ljhnba SN65HVD230 CANモジュール
車両診断や産業用ネットワークで3.3VのCANコントローラーを使う方には、ljhnbaのSN65HVD230 CANモジュールがおすすめです。商品情報では、標準フレームと拡張フレームのCANに対応するとされています。
SN65HVD230は、CANコントローラーを備えた3.3VのプロセッサーやMCU、DSP、または同等のプロトコルコントローラーとの使用を想定したトランシーバーです。動作電源は3~3.6Vなので、手持ちの機器の電源条件と照らし合わせる際のポイントになります。

KKHMF SN65HVD230 CANモジュール
CANコントローラーを備えた3.3VのMCUでCAN通信を扱いたい方には、KKHMFのSN65HVD230モジュールがおすすめです。商品情報では、SN65HVD230を使ったCANバストランシーバーとして紹介されています。
SN65HVD230は最大1Mbpsのデータレート向けで、電源電圧の推奨範囲は3~3.6Vです。接続先のMCUにCANコントローラーがあるか、電圧条件が合うかも購入前の確認ポイントです。

Seeed Studio I2C CAN-BUS Module
ArduinoやほかのMCUからCAN-BUS通信をしたい方には、Seeed StudioのI2C CAN-BUS Moduleがおすすめです。MCP2515コントローラーとMCP2551トランシーバーを搭載し、端子台を使って車両のOBD-IIポートへ2本のワイヤーで接続する用途にも対応しています。
MCUとはI2Cで通信し、I2Cの最大伝送速度は400kbpsです。CANバスのボーレートはデフォルトで500kbps、最大1Mbpsです。
M5Stack Module COMMU
CANやRS485、TTLなど複数の通信方式をM5Stackのスタッキングモジュールで扱いたい方には、Module COMMUがおすすめです。I2Cは2系統、CAN・RS485・TTLは各1系統を備え、CANコントローラーにはMCP2515-1/SOを採用しています。
Core2と組み合わせる場合、プログラムを書き込む前にベースを取り外す必要があります。Core2で使う予定なら、この点も購入前に押さえておきたいところです。
M5Stack CANBus Unit
5Kbps未満のCAN通信で長距離を扱う産業用フィールド制御を検討している方には、M5Stack CANBus Unitがおすすめです。絶縁型CANトランシーバーCA-IS3050Gを搭載し、ISO11898-2の技術仕様に適合しています。
通信速度が5Kbps未満なら、通信距離は10kmに達することがあります。通信距離が40m未満なら、速度は1Mbpsに達することがあります。用途に必要な距離と速度が条件に合うかどうかが、選ぶ際の目安になります。接続部にはHY2.0-4Pインターフェースを備え、20cmのGrove接続ケーブルが付属します。
用途や接続方式から選ぶCAN通信モジュール
- ArduinoやAVRでSPI経由のCAN通信を扱いたい人
- 対応するRaspberry PiからUSB経由でCAN通信を使いたい人
- CANコントローラーを備えた3.3V機器で使う場合
- 12Vまたは24Vシステム向けのMCP2551搭載品を探している人
- TJA1050搭載の完成品CANモジュールを探している人
- ArduinoやほかのMCUをI2C経由でCAN-BUSにつなぎたい人
- M5StackでCAN・RS485・TTLなどを扱いたい人
- 5Kbps未満の通信で長距離を扱う産業用フィールド制御を検討している人
Module COMMUはTTLのUART接続先を選べる
Module COMMUは、初期状態ではTTL-UART0接続ですが、ジャンパー設定によりTTLをUART2接続へ切り替えられます。TTLをUART2で使う構成を考えている方には、接続先を選べる点が購入判断の材料になります。
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