
ラズパイI2C拡張HATおすすめ6選
ラズパイのI2C拡張HATは、必要な信号や使いたい機能に合わせて選ぶとよいのか迷いますよね。
製品によってデジタル入出力やアナログ入力、UARTなどを追加でき、用途に合わせて端子を使い分けられます。
今回は、I/O拡張や絶縁入出力、アナログ入力に対応した商品など、ラズパイ向けI2C拡張HATを6製品紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 主な拡張機能 | 対応対象 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
QMQJIA MCP23017 I2C拡張ボード | I2C制御で2信号ピンを16 I/Oピンへ拡張。拡張ボード最大8枚に対応し、I/Oポートは最大128 | Raspberry Pi(商品名記載) | 1,911円(2026-11-03時点) |
LLidgermal MCP23017 IOエキスパンダーボード | プログラマブルI/Oポート16個 | Pi Zero/2B/3B+/4B、Arduino Uno/Nano、STM32開発ボード | 2,413円(2026-11-03時点) |
ワイツー DIO-8/4RD-IRC I2C絶縁デジタル入出力ボード | 絶縁デジタル入力8点・絶縁デジタル出力4点 | Raspberry Pi 5/4/3/2/Zero、Jetson Nano開発者キット | 11,000円(2026-11-03時点) |
ワイツー AIO-32/0RA-IRC I2Cアナログ入力ボード | 16ビットアナログ入力。シングルエンド32点または差動16点 | Raspberry Pi 5/4/3/2/Zero、Jetson Nano開発者キット | 12,100円(2026-11-03時点) |
| DFRobot IO Expansion HAT DFR0604 | PWM 4ポート、アナログ4ポート、デジタル10ポート、SPI 1ポート、I2C 2ポート、UART 1ポート | Raspberry Pi 5、4 Model B、3B+、2、Zero、Zero W | — |
| SB Components Serial Expansion HAT SKU14873 | 2チャンネルUART、プログラマブルGPIO 8ピン | Raspberry Piシリーズのボード | — |
QMQJIA MCP23017 I2C拡張ボード
ロボット制御やホームオートメーションの電子プロジェクトでI/Oポートを増やしたい人には、QMQJIAのMCP23017 I2C拡張ボードがおすすめです。I2C制御で2つの信号ピンを16のI/Oピンへ拡張でき、拡張ボードは最大8枚、I/Oポートは最大128まで対応するとされています。
3.3V/5Vレベルに対応し、接続部にはPH2.0端子および/またははんだパッドの選択肢があります。オンボード電圧コンバータを使い、A0を短絡するとI2Cアドレスを設定できます。

LLidgermal MCP23017 IOエキスパンダーボード
Pi Zero/2B/3B+/4BのI/Oポートを増やしたい人には、LLidgermalのMCP23017 IOエキスパンダーボードがおすすめです。I2C経由でプログラマブルI/Oポートを16個追加でき、Arduino Uno/NanoやSTM32開発ボードも対応機器に含まれています。
3.3V/5Vのロジックレベルに対応し、I2Cアドレスは3ポジションDIPスイッチで設定できます。PH2.0コネクターと2.54mmパッドを備え、下向きのピンヘッダーでブレッドボードを拡張できる構造です。

ワイツー DIO-8/4RD-IRC I2C絶縁デジタル入出力ボード
制御システムのDC5V~DC24V信号を扱い、デジタル入出力を絶縁したい人には、ワイツーのDIO-8/4RD-IRCがおすすめです。絶縁デジタル入力8点と出力4点を備え、外部回路に異常があっても内部回路は保護されるとされています。
Raspberry Pi 5/4/3/2/ZeroやJetson Nano開発者キットにスタックして使え、製品の電源はDC5V、I2Cバス電圧は3.3Vです。出力の使用電圧は最大48Vで、出力電流はTa=25℃で最大400mA、Ta=60℃で最大250mAと条件が異なります。同型ボードを複数スタックする場合はI2Cアドレスを変更する改造が必要で、プロトタイプ以外の信頼性が求められる用途では、使用者による評価が必要です。

ワイツー AIO-32/0RA-IRC I2Cアナログ入力ボード
Raspberry Piで複数のアナログ入力を扱いたい人には、ワイツーのAIO-32/0RA-IRCがおすすめです。シングルエンド入力なら32点、差動入力なら16点で使用でき、ゲイン切替ではフルスケールを±10V、±5V、±2.5V、±1.25Vから選べます。
入力電圧は0~10Vの範囲で、負電圧は入力できません。差動入力では入力電圧自体は正電圧が必要ですが、変換結果は±10Vに対応します。スタックして使用できる対象はRaspberry Pi 5/4/3/2/ZeroとJetson Nano開発者キットで、電源はDC5V、I2Cバス電圧は3.3Vです。

DFRobot IO Expansion HAT DFR0604
Raspberry Piでデジタル入出力に加え、アナログ入力やPWMも使いたい人には、DFRobot IO Expansion HAT DFR0604がおすすめです。STM32搭載MCUを介してPWM出力とADC入力を扱え、4つのPWM、4つのアナログ、10のデジタルなど計22ポートを備えています。
Raspberry Pi 5/4 Model B/3B+/2/Zero/Zero Wに対応し、HATの電源は5V、ポート出力は3.3Vです。PWMポートの電源は、外部電源なら6~12V、Raspberry Piから給電する場合は5Vとされています。
SB Components Serial Expansion HAT SKU14873
Raspberry PiでUART機器とプログラマブルGPIOを扱いたい人には、SB ComponentsのSerial Expansion HATがおすすめです。I2C経由で2チャンネルUARTと8ピンのプログラマブルGPIOを拡張でき、標準のRaspberry Pi 40ピンGPIO拡張ヘッダーを備えています。
複数枚を使う際はアドレスジャンパーの設定で最大16モジュールまでスタックでき、UARTは最大32チャンネルに対応します。UARTの動作状態を示す複数のLEDも搭載しています。
用途に合わせた選び方
- I2C経由でI/Oポートを拡張したい人
- 絶縁デジタル入力・出力を使いたい人
- アナログ入力を使いたい人
- PWMや複数種類のポートを使いたい人
- I2C経由で2チャンネルUARTを拡張したい人
DIO-8/4RD-IRCの入力電圧と出力電圧
DC5V~DC24Vはデジタル入力の対応範囲で、デジタル出力の使用電圧は最大48Vです。入力信号と出力先で必要な電圧が異なる制御回路では、それぞれの側の条件に照らして選べます。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。




